初心者のためのサーフィン講座🌈

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【波に押し戻されて沖に出られない人向け】初心者が意外と出来ていないドルフィンスルーの基本

こんにちは、しんです!

 

今回は、

大きな波にも押し戻されず、素早く沖に出られるドルフィンスルーの極意をお伝えします。

 

もし、今あなたが、

「セットの後のスープ波で押し戻されて、なかなか沖に出られない...」

「ドルフィンスルーをやってみるけど、上手く波を抜けられない...」

このようなことで困っていたら、ぜひ記事を読んでみて下さい!

 

今まで抜けられなかった大きな波でも、ドルフィンスルーで素早く抜けられ、体力を温存したまま沖に出られるようになります!

 

私もサーフィンを始めたての時は沖に出ることが出来ず、インサイド(岸に近い波)でばかり練習していました。

「いつまでもインサイドで練習してたら上手くならないよ」

と周りに言われ、決心して沖に出て行きました。

 

友達の後ろからがむしゃらについて行きましたが、大きな波にすぐ押し戻され、なんとか沖に出られた時には体力を消耗し、岸に戻れるか心配になるほどでした。

 

そんな私がなんとか沖に出るため、見よう見まねでドルフィンスルーを練習しました。しかし、なかなか上手くいかず

「どうしたら波を抜けられるドルフィンスルーが出来るようになるんだ?」

と思っていました。

 

私に欠けていたものは「潜る前のパドルスピード」でした。

 

波は上部がもっともパワーが大きく、下に行けば行くほどパワーが小さいです。ドルフィンスルーはパワーの小さい部分を効率的に抜けるものです。そのため、深く潜れば潜った分だけ波のパワーを受けにくくなります。

 

多くの初心者の方は、大きな波が来るとパドルするのを早々に止めて、その場で潜ろうとします。しかし、スピードがない状態で潜っても大して深く潜ることは出来ません。また、素早く波を抜けられないことから、その場に浮かんできてしまい、大きなパワーのある波に押し戻されてしまいます。

 

波に押し戻されないためには、潜る前にパドルでスピードをつけておくことで、潜る直前に勢いがつき、パワーの小さい深い部分を素早く抜けることが出来るのです。

そこで、私がドルフィンスルーする時に意識したことは、

①ドルフィンスルーが必要な波を見つけた時は、波に向かって全力パドルする。

②波が崩れる直前、波から約2mに迫った時に潜る。

③①と②動作時に、ボードがぐらついて波の影響を受けないよう、ボードの中心と体の中心をずらさないようパドルする。

 

この3つを意識するだけで格段にドルフィンスルーの成功率が上がります。

 

今回紹介したコツで少しでも深く潜ることが出来れば、今まで大きく押し戻されていた波に対して、多少押し戻されることはあっても、

「ドルフィンスルーで波を抜けられた!」

という感覚を得ることが出来ます。

 

一度感覚を得られれば、一気に上達していけると思います。頑張って下さい!